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ペットも安心!心温まる終活のすすめ

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ペットも安心!心温まる終活のすすめ

ペットも安心!心温まる終活のすすめ

『終活』という言葉が近年よく聞かれるようになりましたが、終活は自分自身だけでなく、愛するペットのためにも必要な大切なプロセスです。ペットに万が一のことがあった場合、自身が何をすべきか慌てないためや、自身の死後も大切な家族であるペットが安心して過ごすために、事前にしっかりとした計画を立てておくことが大切です。本記事では、心温まる終活のすすめとして、ペットのための準備や心構えについて考えてみましょう。あなたとペットが共に安心して過ごせる未来を築くためのヒントをお届けします。

目次

    『終活』と『ペット終活』

    終活とは、「人生の終わりに向けての準備活動」を意味しています。死を恐れるだけではなく、限りある命を意識しながらも死に向き合い、生活を整えることで、自分らしい最期を迎えようという前向きな活動なのです。「終活」という言葉は、2012年の新語・流行語大賞でトップ10入りを果たした後はどんどん浸透していき、人間用の終活ノートにもペットのことを記載する項目があるほどです。

    一方ペットの終活は、飼い主に万が一のことがあった場合に備え、ペットの今後の飼育先を決めたり必要な資金を残しておいたりすることです。また、ペットの病気や介護への備えとともに、万が一の場合の飼い主の悲しみや焦りなどを軽減するための準備も一緒に行います。ペットと飼い主の両方が、安心して生活できる基盤を整える、これがペットのための終活です。

    ペット終活はいつからはじめる?

    はじめる時期は早いほどよいでしょう。家族に迎え入れた日から終活を始めても、早すぎることは決してありません。なぜなら、飼い主自身もペットも、いつ、何が起きるか分からないからです。

    ペットが病気になってからではペット保険に加入できません。できたとしても、保険料が高額だったり、加入できる保険が限られたりします。そうなると高額な治療費がかかるため、治療の選択肢まで限られてしまうかもしれません。また、不慮の事故などで突然ペットが亡くなってしまうこともあります。急なことだと、悲しみと動揺で冷静な判断が難しい場合もあります。お住まいの地域でどのように供養できるのか、お骨を拾える場合はその後どうするのかなど、一度調べておくとよいでしょう。

    さらに、飼い主自身の体調が悪くなる、というパターンもあります。飼い主の病気やけがも、突然やってくることがありますが、そのような時は誰に引き取ってもらうのか、考える時間が必要です。

    以上のことから終活を始める時期は、早ければ早いほどよいのです。

    準備すべきことは?

    《ペットの万が一に備える》

    ●ペット保険を検討する

    ペット保険は年齢制限を設けており、加入する場合は早めがおすすめです。加入可能かどうかの基準は、8歳前後に定めているものが多く見受けられます。また犬の場合、犬種によってかかりやすい病気があり、ガンに特化した保険、手術と入院に特化した保険などがあるのはそのためです。飼っているペットの犬種や年齢により加入を検討することや、定期的な見直しが大切です。

     

    ●ペットの葬儀やお墓を考えておく

    ペットの火葬方法には種類があり、複数のペットを合同で火葬する場合と個別で火葬する場合です。合同火葬の場合は遺骨が混ざってしまう為、遺骨の返却はありません。その後に一緒のお墓に入りたい場合や、遺骨でアクセサリーを作成したい場合などは、個別火葬が可能な場所を探しましょう。ペット霊園への埋葬や、一緒のお墓に入ることを希望する場合は、費用面も含めて早めに準備しておくことをおすすめします。

     

    《自身の万が一に備える》

    ペットのお世話をできなくなったときの引き取り先を検討する

    ●個人の引き取り先の検討

    ペットを譲渡する際は、やはり知っている人に頼むのが安心です。家族や友人、親戚などで頼める人がいるならば、自身が元気なうちにお願いし、できるだけ会いに来てもらいましょう。

     

    ●里親の募集について

    里親募集サイトなどを活用して新しい飼い主を探すのもひとつですが、面談を十分に行い、信頼できる人か、ペットにふさわしい環境なのか見極める必要があります。

     

    ●ペットと一緒に入れる老人ホーム、ペット用介護施設

    全国的にはまだまだ数は少ないですが、ペットと一緒に入居できる有料老人ホームや高齢者向け住宅があります。敷地内であればペットが自由に歩き回れるほか、散歩の代行サービスを受けている施設もありますが、その分費用はかかります。

    ペット用介護施設は、施設によって受け入れ条件や費用が異なるため、見学が欠かせません。ペットの年齢や体の大きさなどにより料金も異なりますので、しっかりと事前に確認しましょう。

     

    ●ペット信託

    ペット信託とは、信頼できる受託者にペットの世話とお金の管理を任せる制度のこと。通常、財産をペットに相続させることはできませんが、事前に預けた財産からペットの世話に必要な費用が支払われるため、ペットにお金を残せるのが最大のメリットです。心配な場合は、受益者に対して監督人を設置すれば、財産を適切に管理しているか、依頼した内容を守っているかなどをチェックしてもらえます。

    最後に・・・

    愛するペットと最後まで一緒に暮らすためには、飼い主自身とペット、両方の終活が大切です。万が一に備えて終活を始めることで、最期まで安心して過ごせる環境を整えることができるでしょう。

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